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うつ病・不安障害

うつ病とは

  •  うつ病とは、精神的なエネルギーが低下して憂鬱な気分になり、さまざまな意欲が低下してしまう精神疾患のことです。うつ病になると、気持ちが沈んで苦しい状態が、ほぼ毎日、1日中続きます。今まで楽しめていたことが楽しめなくなるだけでなく、物事に対しての興味が湧かなくなり、日常生活に支障をきたすようになります。
     うつ病でよく誤解されることがありますが、初期にはイライラ、不眠が出現し憂鬱な気分はあまり意識されないことがあります。また、自分に対する無価値感、自責感などとともに希死念慮(死にたい気持ち)が出現することも少なくありません。こうなる前に、不眠が出現したあたりで医療機関への早めの受診が大切です。
     心理相談室では薬物療法を受けていらっしゃる方を、側面からカウンセリングでサポートいたします。                       

社交(社会)不安障害とは

  •  人前で緊張し、文字を書く手が震えてしまう、声が上ずってうまく話せない、食事が皆とできない、果ては人に会うのが怖くなり外出できなくなってしまうなどという事はありませんか?そのような場合、背景に人に嫌われたくない、変な人と思われたくないなど、他者の評価を過剰に気にする気持ちが隠れていることがあります。これを社交(社会)不安障害といいます。身体的にも過度な緊張により、身体的にも動悸、息切れ、発汗、手や身体の震え、口の渇き、胃腸障害、めまい、吐き気などさまざまな症状が出現します。症状がひどくなれば、日常生活に支障をきたしてしまうことも少なくありません。
     治療としては医療機関での薬物療法になりますが、それとカウンセリングを組み合わせることで、治療がよりスムースになります。



どういう人がなりやすいか

  •  最近ストレス耐性に関係する遺伝子がわかってきました。ストレスに対して強いタイプの遺伝子と弱いタイプの遺伝子、そして、中位の強さの遺伝子の3つがあるという事です。うつになりやすいのは、、その中でも、もちろんストレスに弱いタイプの遺伝子を持つ人ですが、そのような人は救いがないのかというと決してそうではありません。
    そのような人の場合、決め手になるのはソーシャルサポートと言われています。ソーシャルサポートとは他者、周囲からの支援ですが、支援要請を出す、相談する、がその中心です。困難に直面したとき、あるいはショックな出来事に遭遇した時、自分一人で抱えこまずに誰かに相談できるかどうかが、サバイバルできるかどうかの境目になるのです。
     相談することに抵抗のある方もいらっしゃると思いますが、思っていることを言語化し、相手に共感してもらうだけで元気を取り戻すことがあります。
     当相談室ではそのようなご相談のお手伝いをプロがいたします。

チェック項目

うつ病であるかどうかのチェック項目としては、以下のようなものがあります。

  • 身体がだるく疲れやすい

    気が沈んだり、気が重くなることがある

    食事が進まない

    テレビを見たり、音楽を聞いても楽しくない

    あまり眠れず、早く目覚めてしまう。または、途中で何度も目が覚める

    何をするにも気分が乗らない など

また、社交(社会)不安障害であるかどうかのチェック項目としては、次のような特徴が挙げられます。

  • 人前で話すときに緊張する

    人前で字を書くときに手が震えてしまう

    すぐに赤面する

    他者と食事を一緒にすると緊張して食べられない

    人前で何かをすると緊張して汗をかいたりどきどきするので、できるだけそのような場面は避けている 

これらに該当する項目がある場合は、うつ病や社交(社会)不安障害である可能性が高いので、病院を受診する前の自己診断の目安にしてみてください。ただし、これらの特徴がなくてもうつ病や不安障害になる場合もありますので、自分の体調や心の変化に早く気付くことが大切です。