「子どもが言うことをきかない」「むずかる」「癇癪がひどい」・・・・お子さんの悩みは尽きないものです。
小学生くらいになっても、学校で問題を起こし注意される、ゲームばかりしている、勉強しない・・・・など、成長してもその年代での悩みはついてきます。
さてそのようなお子さんの場合、親御さんの方のお気持ちはどうでしょうか。「あの子、実はちょっと苦手」とか「他のきょうだいはいいけど、あの子は難しい」など親御さんの気持ちも、いろいろな影響を受けている場合がないとは言えません。
そうなりますと、それがまたお子さんに伝わり、そこでまた問題が起きるという事があります。問題が起きるというより、子どもが問題を起こすという事なのですが、実はこれはカマッテ行動といわれるものかもしれません。カマッテ行動は、「おかあさん、僕のこと、みて!」「おかあさん、あたしのこと好き?」という子どもの助けてサインなのですが、よく物の本には「カマッテ行動にはかまうな」と書いてありますので、子どもがそのような行動を起こしても親の方が無視してしまうことがあります。しかし、これは間違いです。別件で声を掛けることが必須なのです。それをしないと、子どもはますますヒートアップしてしまいます。
もう一つ大事なこと、もしお子さんのことが苦手でも、悪い親ではありません。お子さんとの関係でもしお悩みでしたら、当相談室はお力になりたいと思います。