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こどもの発達障害/大人の発達障害

発達障害とは

  • 発達障害は病気ではありません。学校生活や職場で何かうまくいかないと感じている場合、発達障害が背景にあることがあります。背景の発達障害に気が付かないと、どうしてよいかの解決に至りません。本人も周囲も苦しい思いをします。まず、検査などで自分を知ることが大切です。そしてどうすればよいかのご支援をいたします。

心理教育について

  • まず、今までの状態や現在の問題をお聞きします。さらに必要な場合検査をいたします。そこでどのくらい発達障害の傾向があるかがほぼわかります。さらにご本人が持っている特徴もわかります。その特徴はお一人、お一人異なります。その特徴を知り、特徴がどのように日常生活に影響していたかの理解につとめます。そして、どうすればトラブルを予防することができるか、どうすれば自分の長所を活かせるかなどの心理教育をいたします。 そして、今後の人生の過ごした方、向いている職業、勉強法などのアドバイスも致します。
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自閉症スペクトラム障害(ASD)

  • あなたはどのくらい他者に興味関心がありますか?
    空気が読めないと言われたことがありますか?
    いわゆる「ほうれんそう」が苦手ですか?
    一人でいるのが一番楽と感じたことはありませんか?
    対人関係でいじめなどの苦労をしたことはありますか?
    大勢の他者が苦手、他者が怖いと思ったことはないでしょうか?
    うまくコミュニケーションができないと感じたことはありませんか?
    皆で盛り上がることなど、面倒くさいと思ったことはありませんか?
    ある方面で大変豊富な知識を持っており、オタクと言われたことはありませんか?
    球技がなぜか不得意ということはありませんか?
    優先順位がわからないことはないですか?
    要領が悪く、仕事が間に合わないことはありませんか?
    なぜかはわかりませんが、相手が急に不機嫌になることはありませんか?
    話が長い、何を言いたいのかわからないと言われたことはありませんか? 
    もし、この中のいくつかが当てはまればASD(自閉症スペクトラム)の可能性があります。
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注意欠陥・多動性障害(ADHD)

  • 落ち着きがない。じっとしていられない。
    気が散りやすい。
    衝動的な行動をとってしまう。
    物をなくす。聞いたことを忘れる。
    あれをやったりこれをやったり、気になることが多くまとまらない。
    ケアレスミスが多い。
    待つのが苦手。
    思ったことをすぐに話してしまう。
    おしゃべりが止まらない。
    これらの傾向はADHDです。
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学習障害(LD)

  • 知的発達に遅れはないものの、読む・きく・話す・書く・計算などのある能力だけが低く、日々の学習に困難が見受けられることが特徴です。
    このような場合、不得意なことを努力するより、得意なものでカバーしていくことが必要です。
    自分でもこれは努力不足と勘違いしていることがありますので、検査などで早めに気づき、勉強法などを切り替えていくことが大事です。

発達障害でお悩みの方へ

発達障害は自分でもそれとわかっていないことが少なくありません。生まれつきの傾向のために、自分ではそんなものと思っており、また、他者がうまくやっているのを見るにつけ、自分の努力不足と片付けていることもあります。さらに、まったくお門違いな何かのせいにしていることもあります。しかし、「周囲と話が噛み合わない」「単純ミスが多い」などの理由で、社会での生きづらさを感じることから専門機関を訪ね、発達障害が発覚したという方が最近は増えています。発達障害ということがわかり、その対策がわかるだけで、あなたの生活は明日から全く違うものになるかもしれません。お一人で悩まず、是非専門的なアプローチを受けてみましょう。

発達障害の主な対策

  • カウンセリング
    心理教育
    ソーシャルスキルトレーニング
  • 薬物療法
    症状に合わせての服薬
    医療機関をお訪ねください

発達障害は、まず検査などで特徴を確認し、心理教育を受けるのが良いでしょう。しかし、精神的に不安定であったり、適応障害が顕著な場合は、そのままにしておくと他の精神疾患を併発する可能性もあるため、医療機関で医師と相談しながら自分に合った薬物療法をしていくことも時には必要です。また、現在はADHDに対して薬物治療が可能ですので、ご希望の方は医療機関でご相談下さい。

発達障害のお子様をお持ちの保護者の方へ

  • 「うちの子、大丈夫かしら、」親なら誰しもそう思うのが当たり前ですが、ふとした瞬間に「あら、言葉が出てないみたい」「かんしゃくがひどい」「なぜ、くるくる回っているのかしら」「どうして話しかけても返事をしないのかしら?」など周囲のお子さんとちょっと違う、何か子どもと通じ合うところがない、などとお感じの時、決してお一人で悩まず、療育センターや保健所、役所の子ども家庭相談などに相談しましょう。
    当相談室でもそのようなご心配の親御さんのご相談に応じております。
     また、明らかに発達障害の傾向があったり、すでに診断されている場合も、日常生活により適応できるうように、さらに、就労を含めた今後の方向性などについても、当相談室はご支援いたします。
     同じ発達障害でも、お一人お一人状態は異なります。お一人お一人にカスタマイズした支援方法を見つけることがポイントです。そのために、まずは専門機関でお子さまの状態を詳しく調べましょう。
     当相談室は検査などもしており、またお子さんに合わせた学習支援もしておりますので、ぜひ、ご相談ください。

発達障害の二次障害について

  • 二次障害とは、発達障害への不適切な対応によっておこる不適応行動、症状のことです。理解者や支援者のいない環境下で過ごすと、本来の特徴からより環境不適応になることがあります。例えば、ケアレスミスが多いということで、頭ごなしに親、教師や、上司から怒鳴られる続けると、そのために大きな声を聞いただけでパニックを起こし、その場から逃げてしまうなどの問題行動を起こしたり、自信が持てず常に他者は自分を認めてくれないと被害的になり、信頼関係が作れなくなることもあります。
     また、不適応状態から他の精神疾患を併発する可能性があります。うつ、社会不安障害、強迫性障害、さらには統合失調症様になることもあります(重ね着症候群)。この場合は医師と相談しながら自分に合った治療をしていくことが大切です。専門機関との連携で自分らしく生きていく方法を考えていきましょう。